こころのかたづけ講座 10回目
こんにちは
アンジェラです。
今日もメールを読んでくださってありがとうございます。
〇〇さんは、お父さん、お母さんのことを、どう感じていますか?
もちろん、育ててくださった感謝は感じていらっしゃることでしょう。
そして、好きだと思う気持ちもあるでしょう。
それは、素晴らしいことです。
ですが、ここで問題となるのは、分裂した反対の気持ちを抱える人格です。
ご両親は、子育てのプロフェッショナルではありませんし、悟りを開くほどの人格者でもなっかたことが、真実です。
子供を授かったことで、親になり、わからぬままに、必死で子育てしてこられました。
その過程で、もしかしたら、人間的な感情を子供にぶつけている可能性は大です。
そのとき、無防備な 〇〇 さんは、傷つき、どうしてよいかわからず、もらえるはずと思っていた無条件の愛を受け取ることが、できずに、
そこから、愛を受け取るための努力をたくさんする癖がついたのです。
もちろん、ご両親は無条件に愛していましたが、上手に表現はできていません。
それに、気づくために、
お母さんなんかきらい。
お父さん、なんで、〇〇してくれなかったの?
と叫んでいる自分の中に抑え込んだ人格を、見つけ出し、むきあわなければいけません。
親との関係が、人間関係の雛型です。
恋人や、上司や友達との関係性は、その雛型をもとに築かれているのです。
まずは、それに気づいてみましょう。
私もそうでしたが、クライアントさまの多くは、会社の上司との関係がお母さん、又はおとうさんとの関係を、そのまま再演していました。
上司に感じている気持ちは、母親に感じているものと同じだとわかると、問題の根っこが見えてきます。
恋愛の根っこも、両親との関係性からきています。
両親から認められず、大切にされた気がしなかった子は、とても自尊心が低いので、大切にされない人間関係をたやすく受け入れがちです。
その関係が普通で、大切にされる人間関係を知らないのです。
その子を、自分がしっかり、認めて受け入れていくことで、気分が変化しますが、まずは、吐き出すことが、大切です。
その子のうっ憤を、しっかり聞いてあげましょう。
怒りを慢性的に抱えている子です。
とにかく、怒っています。
でも、これまでは、いい子の自分しかダメだと思い込んでいたので、その子は抑圧されて、誰にも受け入れられていません。
自分以外の誰かには、到底わからない気持ちが、たくさん、溜まりに溜まっています。
それが、人生を自ら破壊してしまうのです。
自分を幸せにできるのは、実は自分だけです。
誰が褒めてくれても、自分が認めなければ、何も終わりません。
自分の内側が平和に満たされるには、その平和でない人格に理解と愛を、自分が与えることに尽きるのです。
〇〇さんは、そのままで、存在するだけで素晴らしいのです。
勘違いしてしまった人格たちを、見つけたら、あたたかく、耳をかたむけてあげてくださいね。
今日も、読んでくださって、ありがとうございました。
つづき
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