心のかたづけ講座 2回目
こんにちは
アンジェラです。
今日もメールを読んでくださってありがとうございます。
今日は内側の自分について、お話します。
ダニエル キースの「24人のビリーミリガン」という本をご存じですか?
アンビリーバボーというテレビ番組でも、取り上げられたことがあるので、YouTubeでも、残っているかもしれません。
ビリーという男の人が犯罪を犯して逮捕されるのですが、尋問の時に、人格がコロコロと変わり、合計24人もの人格に分かれた多重人格者だと、わかるのです。
多重人格者の多くは、幼少期に重大なストレス体験をし、そのたびに、人格が分離するといわれています。
ビリーの場合も義父から虐待を受け、自己防衛のために、様々な人格を作りだしていました。
ビリー曰く、中央にスポットライトがあり、その周りに24人の人格がおり、スポットライトの下に座った者が体を自由にできると、言うのです。
その後彼は、紆余曲折を重ね、結局その中の教師という人格がみんなを説得し、今は、釈放されて、名前を変え、アメリカのどこかで住んでいるということです。
ビリーの場合は、その中に女性も何人かいて、目つきや言葉遣いまで変わってしまうので、とてもわかりやすかったのですが、
実は、私達も、多重人格者なのです。
私達は、病的ではないにしろ、人格がかなり分裂していて、いろんな部分が内側に存在します。
それが、とてもスムーズで、差が少ないために、気づいていないだけなのです。
でも、あきらかに、何かに反応し、スイッチが入り、思考がグルグルまわりはじめ、モヤモヤとして、みぞおちあたりが、きゅーっと、してきたりします。
そのとき、傷ついた別人格が、スポットライトの下に、あらわれて、肉体をのっとってしまうのです。
どのくらい、分裂しているかや、傾向は、人によります。
その方のストレス体験の中で、解決がなされていないところには、傷ついた人がそのままになっているのです。
それを、誰かに理解されたくて、繰り返し、同じような出来事を、引き寄せているのですが、
残念ながら、誰かに、その理解は難しいでしょう。
なぜなら、その状況下にいたのは、あなたしかいなくて、他の人にはどれだけ、つらかったかが、理解できないのです。
内側の傷ついた自分に理解をしめす旅が、自分を癒すという旅です。
私は、スピリチュアルな方面からと心理学的な方面からのアプローチで、ここに至りました。
引き寄せる現実の中の大きな要因は、今生では、インナーチャイルドと呼ばれる幼少期のストレスでできた作り上げた自分と、過去生から持ち越したものが、あります。
そして、そのふたつには、類似点が多く見られます。
セッションの中で、過去生と今回の人生は相似形なので、今生の自分を癒せばパラレルなすべての自分に波及することがわかりました。
そして、意識を統合することによって、分散されていたエネルギーがピンポイントで、フォーカスできるようになるので、
現実化も単純になるようです。
それは、クライアントさまの現実の変化で、わかりました。
被害者から、卒業するのは、自分への理解です。
そして、自分への理解が進むと他者への理解に進みます。
まずは、自分への理解から、はじめてみましょう。
今日も読んでくださって、ありがとうございました。
つづき
0コメント